修正会(お初座)
無事に新年を迎えられたことへの感謝を
修正会(しゅしょうえ)は一年で最初の法要です。仏さまへ新年のご挨拶をし、自分自身を見つめ直し、改めて仏さまと一緒に歩んでいくことを誓う大切なご法要です。1月の第1日曜日(4日以前の場合は第2日曜日)に勤修しています。
彼岸会(春季・秋季)
ご先祖さまや自然に感謝をささげましょう
お彼岸は、お浄土(仏様の国)をおもい、自分のいまいる場所を確認し、浄土へ往生することを願い直す大切なご法会です。春と秋、春分の日・秋分の日をお中日とした各一週間がお彼岸の期間です。
- 春季彼岸結願法要(3月彼岸の最終日)
- 秋季彼岸結願法要(9月彼岸の最終日)
順正寺では春・秋のお彼岸の最終日に総供養の法要(結願法要)を勤修しています。
永代経法要
永代にお経が読まれ、み教えが大切に受け継がれるように
永代(えいたい)とは、過去・現在・未来を通してずっと絶え間なく続くということです。亡き人、先達の伝えてきてくださった教えに会い、その教えが次の代、その次の代へと絶えることなく相続されていくことを願う大切なご法要です。毎年5月の第3日曜日に勤修しています。
盂蘭盆法要
夏に祖先の霊をおもてなしして供養する
盂蘭盆(うらぼん)、一般的にはお盆と言われています。このご法要は、亡き人が仏さまと成り、いつでもどこでも一緒にいてくださることを再確認する法要です。「わたしは、仏さまと一緒にいる、というおもいを大事に生活できていたかな?」そんな問いかけを自分にし、仏さまは自分にどうあってほしいと思っているのだろうと問う、「いつでも仏さまと一緒のわたし」を見つめる大切な法要です。
盂蘭盆の総供養法要は毎年7 月16 日に勤修しています。
報恩講法要
1年間で最も大切な仏事
報恩講法要は、浄土真宗ではいちばん大切なご法要と位置づけています。宗祖親鸞聖人の御命日のご法要です。親鸞聖人の伝えてくださった教えは、どこまでも自分を見つめ、他人事(ひとごと)でなく自分事として生きていくことの大切さです。他のご法要はどうしても主役が「亡くなられた方」になりがちです。これは、年回法要でも、彼岸、盂蘭盆、寺の法要でも。報恩講は、そんなわたしたちが「今日の主役はわたしだ」という立場で臨めるご法要です。なぜなら、親鸞聖人を思うということは、姿でも言葉でもなく、その願いに触れることで、その願いは「あなたの人生の主役はあなたですよ」という願いだからです。人生の主役であるわたしを見つめる大事な法要です。
順正寺では毎年11月の第2日曜日に勤修しています。