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選ばないを選ぶ

ブログ2020.09.04

独立者というのは、自分で自分の生命をほんとうに尊重できるということです。
人より上だから尊重できるのでなく、あたえられている生命というものを、自分でほんとうに尊ぶことができる。

         宮城 顗

好き嫌い
美味い不味い
それがなくなるのは嫌だ

てことは
確実に自分には差別心が在る

ひとつでも上下があるということは
何かに付けて選んでいるということだ

わたしには差別心がない
そういう事を言う人間が一番信用できない

そして
差別を受けたと感じた人間が
その事を言った時に
その言葉を聞くこともなく
差別はしていないと言下に断じる
そんな人間は信用がならない。

差別した意志はなくとも
他者の痛みを聞く
自分の思いを伝える
こうしたやり取りの中で
繰り返し繰り返し対話を進める中で
互いを理解し合おうとしなければならない。

差別心は人間にはかならずある

差別と区別の違いだというが
そこに「選び」がある以上
必ず「都合」が介在する。

「都合」は自分の秤でしかない。

これは
いい人
悪い人
関係ない。

人間として生きる以上
社会で生きる以上
かならず
もれなくついてくる

だから
「差別してもしようがない」ということでは決してない。

差別をする心
一切合切を秤にかけ
自分の思いと都合で良し悪しをつける
「選び」をすることでしか生きる事ができない人間であればこそ
いかにすればその差別心で
選ぶ心で
良し悪しの判断を勝手につける心で
他者を傷つけないかに細心の注意を払っていくことが必要だ。

差別をひとつ許すことは
自分への差別も許すことであり
自分の家族や友人や仲間や愛おしい人への差別をも許すことに繋がる。

だからこそ
差別心を持つ人間同士
差別がなくなるように
言葉を駆使してを通じ合うことを厭わないようにする必要がある。

「差別心がある」と「差別をする」は
密接に繋がっているが
「差別心がある」を自覚することは
「差別をする」への予防線である。

言葉はそれ自体が差別であると以前も書かせてもらった。

差別心を持つ人間が
それ自体が差別である言葉を駆使して
差別をなくす。

矛盾しているが
それが大事だ。

人間の矛盾だ。
矛盾した生きものである、人間は。

だからその人間がやることなすこと
造り上げた文化・文明・科学・思想は矛盾でしかない。

医学の発展はさらなる病の脅威の発見だ。

科学の発展は生活の向上という生活破戒だ。

宗教は人間救済のために人間の根本にある悪を説く。

差別を洗い出すことにより新たな差別への気付きがある。

諦めきれないのが人間だ。

真の独立者となれる一人が誕生するまで
この矛盾のタスキを繋いでいこう。

以上、理念からの思考。

理念を形にする行動も大事。

格差社会の是正とか
社会保障制度の拡充とか
ときには法改正とか
そうしたことを託す政治家を育てる(選挙)とか

そんなこともこれまた大事。

選びをなくすために選ぶ。

矛盾。

なんとも奇っ怪な生きものだな人間は。

こんな厄介なとこで生きにゃあならんのだから
そのことを面倒くさいと思うより
楽しい、面白い、やりがいがある、くらいに思えたらと思う。

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