いかなる理由があろうとも、どんだけ言い訳しても、戦争は戦争でしかなく、最たる人権侵害でしかなく、人間が起こし得るもっとも頭の悪い愚行だ。
それがたとえ自衛のためであろうが。
森達也さんの本のタイトルの通り、「すべての戦争は自衛から始まる」。
年寄りの、国の、自尊心と欲を満たすための暴挙への言い訳から始まる。
その最初の被害者は若者だ。
「英雄扱いしてやるから、死ぬか殺すかしてこい!」と、国民と呼ばれる年寄どもに殺人を教唆されて一生を台無しにする。
化学兵器だろうが、竹槍だろうが、武器は武器でしかない。
人をぶっ殺す道具であることに何ら違いはない。
聖戦だの、自衛だの言い訳は通用しない。
安全な武器というものがあるのであれば教えてもらいたいものだ。
涙を流すことのない、他者を苦しめることのない、老若男女を選んで、妊婦、子供、いい人(俗に社会で言われている基準で)、病人は絶対に殺さない、殺す相手をきちっと選ぶミサイルとか爆弾とかあるなら教えてもらいたいもんだぜ。
馬鹿な指導者の威勢のいい言葉に踊らされて「戦うぞ!」(テメェは安全を確保した場所にいて)とかほざいている年寄り共に若い人たちは踊らされないでほしい。
キミらが、胸ぐらをつかんで一発頭をコツンとしたら、「許してください、たすけて〜」と涙ながらに命乞いをするような年寄ばっかだ。
そんな奴らのために、同年代の、そして、もっと若い世代の、そうした青少年同士で争うよりか、楽しく、おもしろく、ハッピーな世界を作っていくほうが絶対にサイコーな人生になると思う。
あなたがたならできる。
いっせ〜のせで一切の兵器を捨て去ることが。
*兵戈無用・・・仏説無量寿経に出てくる言葉。
平和には、安心して暮らせる社会には、武器も軍隊も兵隊もいらないという意。