menu

誰も見向きもしない

ブログ2021.06.26

手を打てば 鯉は餌と聞き 鳥は逃げ 
女中は茶と聞く 猿沢池

     (詠み人知らず)

まず、猿沢池ではなく石神井池でゴメンです。

さすがに猿沢池まではいけなので我慢してね。

手を打てど 鯉は逃げるし 鳥も逃げ
他人は横目で 石神井の池

以前は、手を打たなくても鯉が寄ってきたのだが、東京都の外来種を撲滅運動せいで鯉を惨殺。
ゆえに鯉は、人を恐れるように成りました、ここ数年。

そこまでするかね、って感じだった。

亀はいなくなった。

撲滅大好き東京都。

カラスの撲滅に始まり、中国系外国人の皆さん、韓国系外国人の皆さん、居住場所がない皆さんを次々に、街から、公園から、目に付く場所からいなくさせ、きれいになった、美しい国ニッポン!だ、と喜ぶ腹黒の薄汚れた日本人。

見た目の美しさ?

いえいえ、見た目の美しさは内面から出るもんですよ。

小汚い国ニッポン。

ぶち殺された鯉や亀は何処へ。
公園の隅に穴を掘り、そこにすんげぇ数の遺体が埋められている。
ほとんどの公園を訪れる人達はそれを知らないで、綺麗ね、と、公園を散策。

この国は、すでに手を打っても、誰も気に留めない、誰もこない国に成りつつある。

日本の給金は低いし、中間でくすねるやつもいるし、一生懸命働いて、どんなに優秀でも、最初に切られるのは外国人労働者と非正規雇用者。

そんな国に誰が来たがるかっていうの。

友人で海外から来て、日本で起業して、それなりに上手くいっているやつがいる。

5,6年くらい前までは、それでも、
「もう少し働いて、お金を貯めて、本当にやっていけるとなったら、そしたら母国から家族や友人、日本に来たいという人がいるので、是非日本でみんなと暮らしたい」
と言っていた。
トーンは、10年前くらいから、だんだん下がっていたけど。

コロナ禍でも、頑張って、少し業績は落ちたらしいが、「なんとか凌いでいるよ😅」と笑えるくらいの余裕がる。
それくらい、仕事に関して有能な人だ。
性格もいい、わたしにとっては。
酒癖が少しよろしくないのと、喧嘩っ早いのはよろしくない所。
みなでよく叱っているので、だいぶそこも良くなりつつある。

で、聞いた。
「コロナ禍、超えたらどうすんの?」
「う〜ん。。。もうひと頑張りしたら仕事が本当に安定すると思うんだ。そうしたら、国に帰って、向こうでこの仕事を続けようと思う」
「日本、嫌になった?」
「昔と変わったよね。夢がなくなったし、殺伐としているし、外国人に対していよいよ厳しくなっている。鎖国化しているね」
「だよな」
「日本は好きだし、日本人も好きだけど、日本の今の社会は嫌いだな。ここに家族や友人は呼べない」

こんなような会話になった。

ま、彼は、そうはいってもまだ当分は日本にいるらしいし、その間に、できれば、また家族や友人を呼びたくなるような国になっていればいいな。

そんな社会になっているってことはだ、わたし自身が住みやすい、暮らしやすい、安心して暮らせる社会システムが出来上がってくるってことだし。

ぶっちゃけちゃえば、彼が帰ろうが帰るまいが、どちらでもいい。
彼が決めることだ。

ただ、隣の誰かが、苦しくて、悩ましくて、生きづらい社会ってのは、間違いなく、自覚症状がなくても自分自身も生きづらい社会だってことだ。

さぁ、どうしよう。

なんか、自分にできることはないか。

とりあえずは、

選挙に行こう!

 

副住職の【note】はこちら

ご相談

ブログ」最近の記事