白色白光(びゃくしきびゃっこう)の会は30年前(2020年現在)に発足されました。
「仏説阿弥陀経」というお経に
池中蓮華 大如車輪 青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光 微妙香潔
(ちちゅうれんげ だいにょしゃりん しょうしきしょうこう おうしきおうこう しゃくしきしゃっこう びゃくしきびゃっこう みみょうこうけつ)
意 訳:お浄土に在る池には蓮華が咲き乱れています。その花々は、皆、一輪一輪、車輪のような大きさで、存在の大きさは量りしれません。様々な色をしていて、ひとつとして同じ色の花はありません。青い色の花は青い光、黄色い色の花は黄色い光、赤い色の花は赤い色の光、白い色の花は白い色の光を放っています。その光は決して他を侵害することなく、他の色が交じることなく、その色のまま咲き、その色のまま光輝いています。その花々が描き出す世界は気高く清らかな香りをはなち比べようもなく美しいのです。
という一節があり、そこから取りました。
個の存在価値は比べられるものではなく、尊いものです。その尊さを互いに無差別に認めあった世界こそが浄土のあり様であり、いのちの〈ほんとう〉なのです。
参加されるお一人お一人が、自分の色を見つけ、大事にして、その色を素直に放てる、そんな集まりであってほしいという願いから付けられたました。
順正寺の婦人会「白色白光の会」で一番大切にしているのは、「胸襟を開いて何でも気楽に話せる茶話会」であることです。
喜び、悲しみ、怒り、愚痴、何でも素直に話して、お互いを否定することなく、楽しく過ごしてもらいたい、というのが前住職の願いでした。
現在もその願いを、会員の皆さん、住職、寺族、皆で引き継ぎ、毎回、楽しい会を開催しています。
会は、毎月第2木曜日(8月はお休み)の午後1時から。
内容
*おつとめ(みんなで元気に大きな声で!をもっとう)
*法 話(住職、副住職、どちらかのお話)
*茶 話 会(とにかく笑い声が華やかです!)
気軽に参加いただけます。