「グリーフ」とは「悲嘆」という意味です。
大切な方を亡くされた悲しみ、さみしさを一人で抱え込んでいませんか?
悲しい気持ち、孤独感、言葉にできない、いたたまれない気持ちを誰かと
一緒に言葉にしていければ。
グリーフケアはそんな思いを、悲しみを語り合うことで、少しずつ、少しずつ、一緒に、大切な思いへと育む、そんな会です。
同じ悲しみ、同じ思いはありません。
なぜなら、大切な方をなくした悲しみは比べるものではないから。
でも、悲しみを通して繋がることはできるのです。
話して癒やされるだけではなく、あなたの話が共感を呼び起こし、隣の人を癒やし、助ける、そんな繋がりもあるのです。
まずは隣の人と。
そして、その悲しみこそが大事な方との、大切な、だれにも譲れない共通の居場所なのだと思えた時、悲しみはかけがえのない「わたしの宝物」となります。
グリーフケアとは、肉親などの大切な方を亡くされた人が感じる悲嘆(グリーフ)を、大切にする(ケアする)ことを言います。
*理由をつけて家族や自分を責めたりしてしまいます。
*夜なかなか眠ることが出来ません。
*「がんばって」「元気出して」という言葉がつらいのです。
これらは、大切な方を亡くされた人々が感じる「正常な反応」なのだそうです。
大切な、かけがえの無い方を亡くされた悲しみは、誰とも比べることも、その悲しみの根っこは誰にもわからないかも知れません。
でも、同じく大切な方を亡くされたという、同じ体験をした人同士だからこそ、「悲しみを共感する」ことができるかもしれません。悲しみや苦しみを大切に体験しながら、その悲しみ苦しみを決して無駄にはしない世界があります。
是非、ご参加くださいますよう心よりお待ちしています。
開催日時 毎月5日(1月・8月はお休み) 午後2時より
場 所 順正寺 本堂(練馬区石神井町3−17−4)
順正寺のグリーフケア「悲しみを語り合う会」は、わたし(副住職)が進行役として参加される方が少しでも居やすい場を作るよう努めています。
また、看護師でもあるグリーフケアアドバイザーの木村さんにアドバイザーとして参加していただき、話しやすい、細かな気づきのある、安心して参加できる和める場作りにご協力いただいています。
ご自身の生活をより大事に過ごされる一助となれればと思っております。
下記、一般的な「グリーフケア」の際に「気をつけるべき」と言われているルールを上げさせていただきます。
副住職がその日の参加された方の状況を見て、座談会や茶話会のようになることもあります。あまり型に嵌め込むことはしないようにしております。
グリーフケアは答えを見つける会ではありません。いまをどうやったら大事に受け止められるようになれるかを、お互いに探りながら、一緒に歩んでいく会です。
会は、毎月5日 午後2時から
内容
*おはなし 副住職(仏法からのヒント)
*おはなし 参加者の皆さん
基本は順番に、その時の気持をお話しいただきます。
ただ、その日の雰囲気によっては茶話会のようになることもあります。
副住職が、状況を判断して、その日、参加いただいた方が一番話しやすいように司会します。
参加資格 上記のルールを守っていただける方でしたらどなたでも。
*参加ご希望の方は、参加希望の旨とお名前と連絡先を
電話もしくは当ページの「相談(お問い合わせ)フォーム」からお知らせください。
参加費 無料